Ubieの大忘年会に参加して思ったこと

先日、メドピアが主催されたHEALTH2.0のピッチコンテストファイナルに登壇された株式会社Ubieの大忘年会に参加してきた。
彼らはこの1年で飛躍的成長を遂げ、更に成長を続け様としている。その熱量に触れ、感じた事を残しておきたいと思う。

Ubieについて

株式会社Ubieは、エンジニアの久保恒太さんと、医師の阿部吉倫さんが2名で創業したスタートアップだ。
主力プロダクトのAI問診Ubieは、医師が患者に問診する様に、患者はタブレットでUbieと対話しながら入力していく。
すると、病気の鑑別が自動で行われるという。

会場のプレゼンでは、「こんな経験ないでしょうか?」と問いかけられた。
初診時に紙の問診票に一生懸命記入した事が、医師に伝わっていない。診察室で同じ質問をされた経験。

結構あるかもしれない。

これは医師が悪いのではなく、業務効率の問題だと理解できた。

Ubieで患者が答えた情報は、電子カルテにコピペされる事で、医師がカルテ入力する時間が3分の1まで短縮できるそう。
その時間を患者の診察に宛てる事ができたら、患者満足度の高まる。

これは良いシステムだと思う。

Ubie株式会社の公式サイト

良いビジネスモデルの特徴

僕が語ると偉そうに感じてしまうかもしれないが、僕なりの「良いビジネスモデル」は次の様に考えている。

・誰かの課題解決がなされる事で、他のステークホルダーにも喜んでもらえる

・ユーザーが使えば使うほど、UIが改善されサービスの質が高まっていく

・海外展開が可能

・社会課題をITの力で解決する事ができる

Ubieはこれを満たしていると思った。

僕の事業でもこれらを満たさないといけないと常々考えている。

素晴らしいチーム

平均年齢30歳以下と思われる中、恐らく40代の参加者は僕以外にいないのではないかという位、若いメンバーが集まっていた。
中には高校3年生のインターン生もいた。

彼ら若きエンジニアは、使命感に燃えている。

自分達の力でゼロイチでプロダクトを生み出し、社会実装していく過程を楽しんでいる。

Ubieのメンバーの方も、そうではないエンジニアの方も、皆がイキイキとして目が輝いていた。

Ubie忘年会

足りない部分を補足し合う

もちろん僕にも20代の頃があった。
僕の会社は人材派遣の会社で、常に新規開拓を行い、派遣先を拡大し、登録会を頻繁に開いて登録者を増やしていく。会社がどんどん拡大していく事が楽しかった。
そこにはテクノロジーとか、何か特殊な技術は要らなかった。ひたすら行動量を増やす事が推奨された。
個人的には、根性と、コミュニケーション力が身についた。

もし、自分が今の時代に20代だったら、恐らく自らプログラミングを習得し、開発の仕事を受けていたのかなって思ったりする。自分でプロダクトが作れたら、どんなに楽しいだろうと想像するとワクワクする。

しかし、今の僕は20年以上前の、今と違う時代で彼らと違う経験をしてきたからこそ、その経験を活かして会社を作っていく。

プログラムとかも興味はあるけど、そこは自分が若い彼らの様なエンジニアに助けてもらいたい。

お互いの長所を活かしてタッグを組む事で、絶対に素晴らしいプロダクトが作れると思っている。

メディウェイズは、ゼロイチで事業を作っていきたい若き力を求めています。

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プロフィール

小林 靖
整骨院・治療院業界で17年。IT活用で業界活性化と価値向上を目指す活動中。始動 Next Innovator 2018(第4期)、中小機構BusiNest「アクセラレーターコース」受講。妻と2児の4人家族。趣味は自転車。